記事の中に出てくるドローン用語を、はじめての方向けにまとめました。読んでいて分からない言葉が出てきたら、このページに戻って確認してください。
基本のことば
ドローン
遠隔操作または自動制御で飛ぶ無人の航空機の総称。日本の航空法では、100g以上のものが「無人航空機」として扱われます。
マルチコプター/クアッドコプター
複数のプロペラで飛ぶ機体のこと。プロペラが4つのものをクアッドコプターと呼び、現在の民生用ドローンの主流です。
ホバリング
空中の一点に静止し続ける飛行状態。GPSやセンサーで位置を保持します。まず最初に練習する基本動作です。
ジンバル
カメラを支えて揺れを打ち消す装置。空撮映像がなめらかに見えるのは、この機構が機体の傾きを吸収しているためです。
FPV
First Person View の略。機体のカメラ映像をゴーグルやモニターで見ながら、操縦者が機体からの視点で飛ばす方式です。
ルール・法律のことば
無人航空機
航空法上の区分で、遠隔操作等により飛行させることができる100g以上の機体。100g未満は「模型航空機」として別の扱いになります。
機体登録(登録記号)
100g以上の機体に義務づけられている登録手続き。登録すると登録記号が発行され、機体に表示する必要があります。
DID地区(人口集中地区)
国勢調査をもとに定められた、人口が密集している地区。この上空を飛行させる場合は、原則として国土交通大臣の許可が必要です。
特定飛行
空港周辺、地表から150m以上、DID上空、夜間、目視外、人や物件から30m未満などの飛行。許可または承認が必要になります。
DIPS(ドローン情報基盤システム)
機体登録や飛行許可・承認の申請をオンラインで行うための、国土交通省のシステムです。
技適マーク
電波法に基づく技術基準適合証明のマーク。海外製の機体を使う際は、このマークの有無を必ず確認してください。
無人航空機操縦者技能証明
いわゆる国家資格で、一等・二等の区分があります。取得は必須ではありませんが、一部の飛行では手続きが簡略化されます。
機体・操作のことば
トイドローン
100g未満の小型機。航空法上の無人航空機に当たらないため、屋内や条件の合う場所で気軽に練習でき、入門機として人気があります。
プロポ(送信機)
機体を操作するコントローラー。2本のスティックで上昇・下降・旋回・前後左右の移動を指示します。
LiPoバッテリー
リチウムポリマー電池。軽くて大容量ですが、衝撃や過放電に弱く、保管や充電の方法に注意が必要です。
GPS/GNSS
衛星測位のしくみ。機体が自分の位置を把握することで、その場に留まる、自動で戻るといった動作が可能になります。
RTH(リターン・トゥ・ホーム)
電波が途切れたときやバッテリーが減ったときに、離陸地点へ自動で戻る機能。初心者ほど頼りになる安全機能です。
ATTIモード
GPSを使わず、機体の姿勢だけを保つモード。風に流されやすいため、慣れないうちは扱いが難しいモードです。
法律・制度に関する説明は、記事作成時点の情報にもとづく初心者向けの要約です。実際に飛行させる際は、必ず参考文献・出典ページに掲載している一次情報をご確認ください。